本日、会報誌を発行いたしました。
今回の「物振協の社会科見学」では、若柳地織を制作する、千葉孝機業場さんの工場にお邪魔して参りました。
若柳地織は、大正時代から若柳町(現栗原市若柳)を中心に作られた綿織物で、千葉孝機業場の初代千葉孝治さんが創始したもの。宮城県伝統的工芸品の指定を受けています。
柔らかな風合いの若柳地織を生み出すのは、大正4年製の豊田式鉄製小幅動力織機。
トヨタ自動車の方達との心温まるエピソードや、工芸品のこれからについて、お話を伺いました。
特集「VUCA(ブーカ)を生きる」では、株式会社石渡商店代表取締役の石渡久師様にお話を伺いました。
東日本大震災で被災し、一時は事業の継続をためらったものの、気仙沼で一番に工場を再建した石渡商店さん。
再建と同時に社長に就任した3代目の石渡代表取締役が、ご自身と会社の成長のために実行したこと、「サメを極める」ためにどのように商品の付加価値を高めてゆくのか、興味深いお話を伺っています。
ぜひ、ご覧ください。